【レビュー】CONVERGE KAMEN RIDER 4(コンバージ 仮面ライダー4)「シークレットは最高です!編」
比較的子供向けに感じるテイストだったTHE 仮面ライダーズの終了と交代する形で始まったCONVERGE KAMEN RIDERも遂に第4弾。
ラインの先駆であるGUNDAN CONVERGEがリニューアルしてシークレット廃止する中、こちらは相変らずのシークレット構成でお送りしております。
既にバンダイキャンディスタッフBLOGにてシークレットの一つがオーズタマシーコンボであることが明かされていますが、もう1体は何か?
アンク(ロスト)か?
キバ・ダークネスムーンブレイクか? はたまたドガバキフォームか?
アナザーアギト・クラッシャーオープンか?(すっとぼけ)
ネタも尽きてきたのでこの辺で始めます!
定価:500円(税抜)
全7種(シークレット2種)
12月6日発売
通しナンバー順でご紹介していきましょう(シークレットもその都度)。
16.仮面ライダーオーズ タトバコンボ
オーズドライバーにタカ・トラ・バッタのコアメダルを装填することで変身する、オーズの基本形態。
本来、別系統のメダル同士を組み合わせると亜種になるハズが、このタトバだけはコンボ扱いかつ歌も流れる。
その理由?はかつての王がオーズとして最初に変身した組合せだから・・・と言いたいところですが、本当のところはメーカー的に「同系色の組合せのコンボとは別に、一目でいろんなメダルが混ざり合う様がわかる別系色の組合せを基本形態に欲しい」という大人の事情(^^;
ベルトのディテールも細かく、クリアレンズの瞳も美しいです。
胸のオーラングサークルもきちんと塗り分け。細かい!
背中には玩具ギミックの名残とも呼べる丸ボタンの意匠が。
OCC( オーズコンボチェンジシリーズ )ではこのボタンを押すことでロック解除され、ボディが3つに分割される構造でした。
さて、前述のとおりシークレットの一つ目はこちら。
16(シークレット).
仮面ライダーオーズ タマシーコンボ
オーズドライバーにタカ・イマジン・ショッカーのコアメダルを装填することで変身する、劇場版限定の形態(ネーミング苦しい・・・)。
イマジンメダルはモモタロスから、ショッカーメダルはショッカーグリードから手に入れました。
異なる種族のメダルで構成され、タカヘッドも亜種と同様のままですがコンボです。
タトバと同じような扱いなのでしょう。
両肩の「オレノツノ」は痛いくらいに刺さります。子供向けではムリぽ。
シャンパンゴールドなショッカーレッグの塗装もよいアクセントになっていますね。
さて、第3弾のWに続き、このオーズにも劇中同様のコンボチェンジギミックが。
コンバージは基本ポーズ固定、可動は両腕の回転のみでライダーに関しては武器もない為、集めて愛でて写真撮るくらいしかやることはないのですが・・・
こういう形でプレイバリューを発揮してくれるのは大変嬉しいです。
全コンボを完成させるこちらのセットも予約済みですので、到着次第、ゆるゆるとご紹介できればと思っております。
3分割したところ。
ちなみにライダーのフィギュアに関して、「どうせ後でS.H.フィギュアーツで出るから子供向けのトイは買う必要ない」と考えている方もいらっしゃるようで、その気持ちもわかります。
けど、最近は子供向けでも造形や塗装のレベルも高く(W→オーズの間でも雲泥の差)、かつ子供向けならではの遊びやすさ・耐久性を備えている点は大人向けにはない訴求ポイントだと思います。
なおかつ、組換え変形の楽しさはS.H.Fではなかなか味わうことが出来ません!
個人的にも激推しな鎧武ACシリーズの紹介を通していずれお伝えできればな~などと考えております。
さて、早速コンボチェンジギミックで未登場形態を作成(捏造?)してみましょう。
仮面ライダーオーズ タカイマバ(コンボ)?
タカ・イマジン・バッタの組合せ。
赤と緑の組合せは中盤以降登場したタカジャバを彷彿とさせますが、やはり両肩のオレノツノが異なる印象を与えています。
仮面ライダーオーズ タカトラーシー(コンボ)?
タカ・トラ・ショッカーの組合せ。
これもタカヘッドに黄色系統、とタカトラーターを彷彿とさせますが、両足に金属武具がついているようで足技主体の格闘家のような印象。カッコいいんじゃないでしょうか。
オーラングサークル
普通、組換えを前提とした分割では頭・腕・腰・脚など、関節を基点とする場合が多いのですが(その方が効率的だから)、オーズは3つの異なるパーツが一つになっていることが一目でわかるよう、胸部に分割を設けています。
その象徴が中央の円形エンブレム・オーラングサークル。
合体すると3つのモチーフが一つとなり、オーズの特徴である円形を構成する、というキャラクターデザインとしてもプロダクトとしても優秀なギミックです。
先ほどもお伝えしたとおり、組換え変形ギミックを備えたおもちゃは個人的に大歓迎なのですが、昨今はそこに造形のよさも加わって悲鳴が止まりません!
その意味でSICオーズは高く評価しており、全て購入しております。
全て購入しておりますが・・・全て開封しておらず・・・(汗)。
「ラトラーターが出たら!」と先延ばしにしていたら遂に出てしまい、もう言い訳のしようもございません(泣)。
そして同様にプレイバリューと造形の両立にシフトしてきた食玩・装動シリーズも見逃せない存在ですので、次週は第2弾を全力購入していきたいと思います!
・・・超脱線しましたが続けます(^^;
17.アンク グリード態
赤い鳥系コアメダルを核として誕生したグリード。
他のグリードと違い、右手だけの不完全な形で復活した為、中盤までは人間・泉信吾の身体に寄生することで活動。不完全な復活の理由は、かつての王(オーズ)の暴走に巻き込まれ、触れた右手に意識が残ってしまった為。無類のアイス好き。
結果、他の鳥系コアメダルがアンク(ロスト)として独自の意志を持つ存在として誕生してしまった。最終的に声優業を引退することになる(^^;
今回の隠れた逸品では?と思っているアンク。
怪人枠としては今回唯一のラインナップですが、敵というよりモグラ獣人的な相棒格。
頭・腕・腹と各所に渡るグラデーション塗装、さらに細かい塗りわけ、美しいメタリック感。写真に撮るのが楽しくなります。
その魅力を十分にお伝えできているか不安ですが、是非とも手にして頂きたい品です!
額・右側のみの黄色い飾りは、アンク人間態のエクステから共通項として引っ張ってきたデザイン。さすがオタ出身第1世代として設定的な部分を大事にする出渕さんならではという感じですね。
残念ながら右手は外れません!(知ってた)
18.仮面ライダーキバ キバフォーム
キバットバットⅢ世が装着されたキバットベルトによって、黄金のキバの鎧を身にまとった姿。しかし真の姿(エンペラーフォーム)ではなく、鎖で能力を封印された状態。
おなじみGACKTさんが「カッコいいよね」と言ったことでも有名?なライダー。
しかし中身はこの世アレルギーの引きこもりでしたが・・・
アクセ感あるシルバーの装飾を見事に塗装で再現!
これまた写真に撮るのが楽しい、ふぅ・・・と溜息の出る出来映えになっておりますっ。
19.仮面ライダーイクサ バーストモード
素晴らしき青空の会が作った対ファンガイア用のライダーシステム。
22年に及ぶ戦いの中で逐次バージョンアップを重ね、2008年時点のVer.Xにはバーストモードへの強化変形機構が内蔵されている。
後にVer.XIとなると、口部分は携帯電話型デバイス「イクサライザー」として分離し、ライジングイクサへの強化変身が可能となる。
赤い瞳のクリア光沢が眩しいです。
何気に胸の複雑なパターンも再現されていて細密。
白もパールホワイトやアイボリーっぽさもなく、絵の具のとおりの白、という感じ。
753は最高です!(言いたいだけ)
そしてもう一つのシークレットがこちら!
19(シークレット).
仮面ライダーイクサ セーブモード
1986年にロールアウトしたイクサの第1段階。
バージョンを重ねても変身直後はこの形態になり、便宜上セーブモードと呼ばれることになる。
かつてはキバ=紅渡の父・紅音也がメインに使っていた為、セーブモード=音也の印象がある方も多いだろう。劇場版では時空を超えて親子で共闘することになった。
バーストモードとの違いは頭部のみですが、三頭身のコンバージでは大きく印象が異なります。顔の十字架モチーフが変形していく過程のCGは、前年の電王のデンカメン同様、実物プロップではなかなか出来ないCGならではの演出でしたね~
20.アナザーアギト
何故か他のアギトたちとは形態の異なる、木野薫が変身するもう一つのアギト。
元祖医師ライダーであり(たぶん)、元祖明確に永眠したライダーであり(たぶん)、ライダーにおける「○○は俺一人でいい」の始祖である(たぶん)。
どちらかというとギルスに近い印象であるが、これまた出渕さん的には初代ライダーオマージュでありつつも、アギトは平成第2作のため昭和第2作であるV3のマフラーのように背中に2本の羽的なものを生やしたとのこと(V3にならって白に・・・するのは踏み止まった模様)。
パッケージにはアナザーアギトと表記されていますが、仮面ライダーアナザーアギトと表記される場合も多いです(当のバンダイキャンディスタッフBLOGからして・・・)。
ちなみにアギトの作品中では「仮面ライダー」という単語は存在しない為、アギトはアギト、ギルスはギルス、G3はG3でしかありません。
あくまで仮面ライダーシリーズだから商品名にも仮面ライダーがつく、それくらいの意味合いで「仮面ライダーアギト」なのだと思われます。
が、アナザーアギトはそもそも商品化を前提としておらず(東映側が勝手に作った)、立場的にも敵か味方か?微妙なラインなので、果たしてこれを仮面ライダーと呼ぶべきか・・・と判断に迷うところ。
劇中の扱いで考えればアギトもアナザーアギトも等価な存在、ならばアナザーアギトも仮面ライダーなのか? しかし種族の違いというより、ヒーローとしての称号が仮面ライダーではないのか? ジレンマは終わらないところ。
ちなみにアナザーアギトを勝手に作った東映(某お偉いさん)は、スポンサー(磐梯山)から怒られることになるのですが。
何せ「アナザーアギト欲しい!」と思った大きいお友達が間違って仮面ライダーシン(この表記も微妙)のソフビを買っていくような状況でしたので・・・影響力が強すぎたっ。
小さめな目・・・マッシブな肉体・・・スパルタンなバトルスタイル・・・
どこを取っても真・仮面ライダーだっ!(ん?)
そんなこんなで、翌年の龍騎ではオルタナティブ登場に関して、きちんとコンセンサスは取ってたみたいですね・・・おっと何気に次のコンバージの宣伝になってしまったっ。
・・・さっきから商品について一切触れてませんが、え?見りゃわかるでしょ?(^^;
さて、一通りのラインナップも見てきましたので、ここらで全体的なことに触れておきましょう。
商品には1箱1つ台座がつきます。
単体でも十分自立できますが、ものによってはバランスが悪いので・・・
(イクサ・バーストが結構落ち着かなかった)
どの台座もほぼ同じに見えますが、商品によって切れ込み等、デザイン差異に合わせた違いがありますので。くれぐれも一緒くたで管理とかはしないようご注意を。
前述のとおり、可動は両腕のみです。
今まで気にならなかったのですが、今回は肩部軸の合いが上手くいかないものがチラホラ。ご覧のイクサは左肩に隙間が出来ているのがおわかりいただけるかと。
アナザーアギトもそこまでヒドくはないですが、若干左肩に隙間が。
完全ブラインドボックスなので注意するにもしようがないですが、心の準備はした上でご購入されれば幸いかと。
第3弾は買って開けてないんですが、第1・2弾のときは、首の差込は種類によって形状が大きくことなり、首の挿げ替えは基本できませんでした。
が、今回はキー溝が前方か後方かの違いくらいで、ものによっては頑張れば割と互換性のありそうな形状になっていました。
当然、シークレットの2つは互換性ありと見ていいかと。
(と言いつつ、第2弾のアギトはノーマルのグランドフォームとシークレットのトリニティフォームに全く互換性がなかったという・・・)
これを生かして、即席魔改造!(笑)
固定観念があるので違和感を感じがちですが、先入観をとっぱらって見てみると、意外とこういう感じのデザインもありなのでは・・・と思えてきませんか?
アナザーアギト頭とキバ胴体は、ちょっとキツいので首がしっかりすわっていませんけど、それが逆にアナザーアギトの俯きがちな表情付けに貢献している・・・という怪我の功名感♪
ここからはフォトギャラリー。
気軽に(されど心血を注いで)パシャパシャやったので、楽しんで頂ければと。
アナザーアギトのツノ、いい造形でしょ?
謎のアンク推し(^^;
さっきも言いましたけど、アンクは大変オススメです。
ですが、アソート比率も一番低い(唯一1ボックスで1個だけ)ので見かけ次第即ゲトしかないじゃないか!
以上、CONVERGE KAMEN RIDER 4でした!
今回は単純に造形の美しさが際立つデザインが多かったので、単なるライダーファン以外の皆様にも注目していただけると嬉しいですね。
コンバージはシクレ予想も楽しいので、新作情報への感想なども書いていけたらな~などと思っております。それではまた!!
CONVERGE KAMEN RIDER4 10個入 食玩・清涼菓子 (仮面ライダー)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: おもちゃ&ホビー
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